2005年06月21日

演技者。vol1

演技者。 1stシリーズ Vol.2 (初回限定版)

ここでは自分が実際に見て「良かったな~」という作品などを半分記憶をとどめておくのも目的で(笑)、書いていこうと思います。
時々、これから見たいと思うものも入っているかもしれませんが。

ということでまず一発目はDVD「演技者。」の中でもお気に入りの一本です。
これは今「劇団演技者」という名前でフジテレビ系の番組で深夜に放送していた・・・ドラマです。ドラマというか舞台といったほうが良いかもしれませんが。
番組のコンセプトは「舞台とテレビの融合」。
テレビ作品ではあるものの、舞台で上演された脚本で、舞台と同じように稽古を積み、収録をする(しかもこの期間が稽古3日、撮影2日という強行スケジュール)という番組です。

残念ながら放送されていない地域が多いです。沖縄もしかり。私は内地にいるときにこの番組を見たのですが、かなりはまりました。
舞台ならでは、というか、舞台だからこそ出来るような話の内容をテレビというようなものに持ってきたのは凄いです。
もちろん舞台よりは柔らかく表現している部分もあるんでしょうが、普通のドラマよりはやはり凄い部分も多くて。深夜という時間帯もあるんでしょうが、血を見る作品も多々(苦笑)。

今回はそんな作品の中でも私のお気に入りである「室温~夜の音楽」という作品があるこのDVDBOXを選んでみました。
物語は昔実際にあった事件をモチーフにしたもの。ナイロン100℃のケラさんが脚本を書かれています。
最初はブラックユーモアが混じりながらもプッと噴出してしまうような部分がありつつ話が進んでいくのですが、だんだんと絡み合ってくる人物や過去との話。一度見ただけでは完全にはわからなくて何度かみて「このリアクションはあれと関係があったのか!」と感心してしまいながらも少し背中に冷たいものも感じる作品です。

いろんな方面からも評判が高かったこの作品は初回版はメイキングもついて、より舞台との融合というコンセプトが感じられます。
ただ難点はこのDVD-BOXの高さです。高い、高すぎるっ(苦笑)。でも通常版との違いは1000円ですので、それでしたら私は初回版をオススメします・・・(笑)。

そして演技者の中でも沖縄の人に見てもらいたいな、というのがこちらです。↓

「演技者。」Vol.7(初回限定盤)

この作品に入っている「TRASHMASTAURANT」は一見とあるレストランでバイトする人々の人間関係の話に見えながら、登場人物の一人一人が世界の国を象徴し、その言葉の合間合間に世界情勢や関係が見えてきます。
そういう国際事情を知っている人ほどその暗喩に色んなところで気づき、最後の結末では、実際の世界にはこういう方向にいってほしくない、と思わせる作品です。
本当に、今こそ政治家の方々とかに見てほしい作品だよな・・・と思います。


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